現代の社食サービスの成り立ちとは

働く方にとって、仕事の合間のランチタイムは至福の時といえるでしょう。毎日ラーメンやうどん、または給料日前に焼き肉を食べて英気を養うと、もっと働こうという気力も沸き起こるものです。しかし昨今はインフレの時代に突入をしており、290円で牛丼も食べられない時代となりました。東京では外食の相場が1500円となっており、サラリーマンにとって毎日外食をするのは困難です。

そういう時に頼りたいのが、社食サービスでしょう。安くてうまい、そして早いという良いこと尽くしのサービスです。100名以上のスタッフを有する企業にしかありませんが、その条件を満たしているところでは設置が義務付けられています。ここでは簡単に、社食サービスの成り立ちを解説していきましょう。

現代のスタイルが確立されたのは、1979年からです。それ以前は社食という言葉はなく、おもに賄いと呼ばれていました。おにぎりやみそ汁と漬物程度の軽食でしたが、これでは栄養が偏ってしまうと厚生省が注意喚起をおこないました。その後、労働省と共同で福利厚生の一環として食事サービスの有無を実証したところ、計25品の主菜と副菜を盛り込んだ料理が労働者の健康を維持できることを証明されたわけです。

現代の社食は単品ではなく、お膳というスタイルが基本です。総カロリーが680kcalなのは成人の1食分を意味しており、管理栄養士によってこまかくメニューのチェックもされています。

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